五月病とうつ病の関係性
GWが終わって、いかがお過ごしですか?
この時期は、よくいう五月病になっている人が増えている時期だそうですよ。
五月病とうつ病の違い
五月病とは
仕事や学校、転居などで環境が変わり、最初のうちは張り切っていたのに、5月の連休明け頃から、なんとなく気分が落ち込む、疲れやすい、仕事や勉強、家事 などに集中できない、眠れないといったスランプ状態に陥ること、これがいわゆる「五月病」。精神的な症状だけでなく、食欲不振や胃の痛み、めまい、動悸な どの症状を訴える人も多く、新しい環境の変化についていけないあせりやストレスが、知らず知らずのうちに体の症状となって出てくるのです。
うつ病とは
眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめない・・・この「気分が落ち込む」「ゆううつ」な気分が長期にわたって続いている場 合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態。
五月病かなと思ったら・・・
とにかく気分転換・リラックスできることをしてみましょう。これらのことは、五月病の予防法でもあります。
- 趣味やスポーツでストレスを解消
- たっぷり寝る
- ゆっくりお風呂に入る
- 好きな音楽を聞く
- アロマテラピーでリラックスする
- 映画や絵画展、コンサート、小旅行などに出かけて気分転換を図る
- 新しい目標を見つける
- 友人や先輩などに、話を聞いてもらう
昔の友人と会って初心を思い出すのもいいみたいですよ。
五月病のいろいろな対処法を試してみても、心身の不調がなかなか治らない場合、睡眠はたっぷりとっているのに悩みや疲れが消えない状態が1ヵ月以上続く場合は、軽症のうつ病の可能性があります。
特に、仕事や家事などにやる気がでなくなるだけではなく、好きな趣味など以前は興味があったものにも関心がなくなったりする場合は要注意です。
こんな症状が続く場合は、早めに心療内科か精神科を受診しましょう。